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Xをやめた、threadsもやめた。テキスト系SNSをやめた変化とは

エッセイ

こんにちは!
画家のユカです。

今年の6月ごろにXを辞めて、12月に入ってからはthreadsも辞めました。
今回はそれによってどんな変化があったのかをお話ししていきます。

ブログを再開した

私はWordpressのサイトを2つ持っています。

ポートフォリオとしていたブログサイトと比較的自由度の高い雑記ブログのサイトを持っていましたが、後者は2021年でストップしていました。

当時はライターとしての割合が大きかったのでちょっとしたアフィリエイトも書いていて、シークレットサイト(スカウト)で提案された商品も書いていたりもしました。

ですがちょうど2022年になってからNFTアートにどっぷりになったので放置していたんです。

3年近く放置していましたがそこそこ記事がたまっていたので、今回のテキスト系SNSのストップにより再度動かすことにしました。

言いたいことや伝えたいことがあるなら記事にしたほうが残りますし、誰かの助けになったりと、重宝されるかもしれません。

仕事がはかどった

後述のChatGPTですが、ひたすら質疑応答してもらったことやデータ解析をしてくれたことが大きくて、仕事がサクサク進みました。

たとえば販売路線の開拓として再度Pinkoiのテコ入れをすることになったりと、目まぐるしく仕事環境は変化。

Etsy を主要路線としていますが、2ヶ月半ほど突っ走ってきたので、こちらは少し見直しをすることにしました。

Pinkoiはファンの方が買ってくださった実績があるんですが、そちらはthreadsで出会った方がわざわざアクセスしてくれたんですね。

なのでこちらはSEO由来ではなくSNS由来のものとなります。

しかしその後売上は低迷し、Pinkoiはなぜこんなに”視えない”んだと思ったところ、Pinkoiで売れているショップは大半が中国語であったことに気づいたんです。

Pinkoiはアジアでは絶大な人気があるサイトのはず。

でも日本人はあんまりファーストチョイスしないですよね?

それなのに、文章を日本語と英語でしか書いていなかったんです。

例えば日本のプラットフォーム、minnneやメルカリで外国語しか書いてなかったらどうでしょう。

まあスルーされるでしょうね。

そんな感覚かと思います。

Pinkoiはとても使いやすいプラットフォームで、日本語、英語、中国語繁体字、中国語簡体字、タイ語と5ヶ国語に対応しています。

私は、現在は日本語、英語、中国語繁体字で説明文などを書いてます。

Etsyも日本語を使えます。

ですが、海外アーティストの作品を検索する場合は英語になります。

言語の壁にハードルの高さを感じることもありますが、未完成のままでいいのでAIを駆使してどんどんチャレンジしていくと可能性は開けると思いました。

ストレスが大幅に減った

threadsは2023年にできたテキスト系SNSですが、1年半ほど経った今はかなりレベルが上がりましたね。

以前よりもだいぶ投稿の反応が悪くなったことをリサーチしたら、「サイトが成熟期に入った」という表現を見かけました。

threadsを辞める時には、もう準X(代替SNS)だと感じていました。

threadsがX化したのは、おそらくアメリカ大統領選の影響もかなりあったんじゃないかと思います。

Xほどの荒れは感じませんでしたが(でもアンチコメントが来るようにはなっていた)、ビジネス色はかなり強くなっています。

売り上げ実績のある人の投稿、とくに売り上げ報告などにいいねがつきやすくなっていたので、もう、私が人生やアートについて投稿しても反応は薄くなるわけです(笑)。

「今から老後のことを考えているので、アート団体で誘ってもらった句会に行ってきます!」

なんて、だれも興味を持つわけありませんよね(笑)。

3ヶ月ほど売り上げもストップしていたので、「継続して売り上げがないため」SNS内で突出ができなかったとも感じます。

私の場合は、発信>閲覧タイプで、これはこれで自分の投稿の反応が気にはなったりするのですが、バランスは逆にならないようにしていました。

発信よりも閲覧の比率が高くなると精神的に不安定になる、とスウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセン先生の『スマホ脳』に書いてあったからです。

しかし発信をメインにしていると、コメントしにいくことがほとんどなくなりました。

興味のある投稿がなかったというのもありますが…。

タイムラインを見ないので、カッとしたりイラっとすることは少なくなっても、絡みが少ないのでネット上のコミュニケーションは少なかったかな、希薄だったかなと思います。

でも、報告ばかりしないといけない…それは売り上げだけではなく、自分のサイトにお気に入りがついたとか、それだけでも投稿しないと、やれ活動していない、やれネタにならない。

自分はthreadsの中に存在していないように感じましたね。

しかしそんな感情も全てはいらないことだったとわかったので、時間と労力はが驚くほど仕事(と休暇)に費やせるようになりましたし、threadsを辞めて初めて、ビジネスのスタートだと感じるようになりました。

ChatGPTを使いこなせるようになった

テキスト系SNSを辞めることで、AIの恩恵をさらに感じるようになりました。

まず、Etsyですが、私がEtsyに可能性が持てる理由は、サイト内リサーチがしやすいことにあります。

EtsyはSEOがとても重要なサイトなので、eRankという月額課金のリサーチツールを入れることで毎日チェックができます。

(無料版は1日にできるキーワード検索が5回までです)

eRankはAmazonやeBayにも導入できるので、Etsyがいかに巨大サイトだということがわかりますね。

SEOの重要さから、他サイトのようにSNSマーケティングに偏るしんどさは軽減されます。

eRankからはCVCのデータも捻出できるので、それをChatGPTに解析させたら、今やるべきTo Doが瞬時に見つかります。

スプレッドシートの解析を秒でしてくれるなんて超時短。

私自身、エクセル(およびスプレッドシート)なんて人生でほとんど触ったことのな買った人間ですから、ChatGPTにファイルを添付するだけで一瞬で解析してくれるのは本当に驚きです。

AIがなければ今頃私はこの世界から離脱して、単発のアルバイトばかり探しては年齢で落ちての繰り返し…きっと自分自身に自信をなくしていたでしょうね…。

ChatGPTのすごいところはこれだけではなく、翻訳機能も秀逸です。

例えばPinkoiでは日本語、英語、中国語繁体字で説明文を書きますから、ChatGPTがないと今頃わたしは出品すらできていなかったでしょうね。

ChatGPTはGoogle翻訳よりもナチュラルに変換してくれます。

誤って主語を抜かしていても大体推測してくれるんですが、日本語に直すと「これは買わないかも…」と思っちゃうような、妙な言い回しになっていることはけっこうあります。

なので、日本語でものを売る時は自分のライティング力を活かすべきでしょう。

終わりに

今思うと、「わたし、そもそもでSNS向いていないかも(笑)」という気がします。

だからそういう人間こそ、こうしてブログ系記事を書いていくのがいいんだと思います。

意外かもしれませんが、世の中にはきっと、そういうタイプの人は多いと思いますよ。

noteにもSNSと同じでスキやフォローがつきますし、もちろん上には上がいますが、SNSほど他人と比較して1日の中でも気分が乱高下、さらにはSNSに依存する…というリスクはかなり、かなり、軽減されます。

ブログはアナリティクスの分析が必要になるので、いいねがつかない分、モチベーションのキープが難しいですが、とりあえず今の私は書きたいことを書くのを優先しています。

最近私はドラァグクイーンの方に興味があるんですけど(推しはナジャ・グランディーバさん)、今旬の、金融専門の肉乃小路ニクヨさんが、なんと日経WOMANで、あるコラム(取材)を書いているのを見たんですね。

どうやってお金を作っていくかを書かれていたんですが、まず第一にやるべきことが「ブログ書け」だったんです。

ブログは0円で始められますからね。

(私はサーバーを借りていますが、無料のテンプレートなら年間5000円ほどの出資です)

ニクヨさんの意見は、アフィリエイトをしろというわけではなく、自分の思考を整理しろ、というものでした。

今やちまたのブログは商業目的がほとんどですが、雑記、ましてや日記のブログは、ある程度価値が担保されると思います。

…theredsを辞める直前にこんな出来事がありました。

ある投稿にコメントしたんです。そうしたら、

「ここ(threads)はXじゃないんで、今のは独り言なんですよね。ブロックします」

もう少し攻撃的な言い方だったかな。

SNSはソーシャルメディアであって、人と人との交流を目的として作られたものなので、本当に自分の発言を大切にしたいなら、記事にするのが一番いいと思います。

SNSは、ネガティブな発信をするとネガティブなコメントがつくことが、往々にしてありますからね。

ネットにぷかぷか浮かぶブログを読んだ人は、好きになってもらえればまた読みに来てくれるだろうし、合わないなと思ったなら去っていく。

ただそれだけのことでシンプルですが、記事は書いた分だけ蓄積していきす。

これは宝物です。

ですので、オーストラリアの法案など昨今のソーシャルメディアとの付き合いはよくよく考えた上で、私はテキスト系SNSからは離れることにしました。

それでは長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。


InstagramやYoutubeはやっていますので、よかったらご覧ください。
https://lit.link/yukamitsufuji

この記事を書いた人:ミツフジ ユカ

画家・イラストレーター、ライター

1983年兵庫県生まれ。
甲南大学文学部社会学科卒業。

発達障害と双極性障害II型の当事者で、10代後半で発祥、37歳で寛解。

心理学や哲学的なこと、そしてファイナルファンタジーが好きなアラフォー女性。

心身の調子を崩しやすいことをきっかけにアロマテラピーや漢方の勉強もしてきました。

50代をピークに迎えるため、いまは楽しいこと貯金をしています。

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