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取捨選択をする〜できないことを選ぶ〜

服を選んでいる女性 読みもの

こんばんは!神戸ポップです。

今回は今の私の状況をもとに、出来ることの取捨選択の大切さをお話ししたいと思います。

私はイラストレーターとWebライターを兼業でやっています。両方の世界を見ているので、どんな技術が求められるのかがおおかたわかっているんですが、仕事としてやっていく場合、イラストも執筆も、客観性が必須となります。

客観性が欠けた場合は、イラストの方が見てわかりやすいです。なぜなら、見て「気持ちが悪い」部分が一発でわかるから。でもこれはデッサンを学ぶことで解決できます。デッサンは論理で、2年くらい学べば基礎中の基礎は習得できると思います。ちなみに私は1年半で辞めてしまいましたが、仕事として引き受ける数が格段に増えたので、デッサンのすごさを改めて知りました。

続いてライティングですが、文章はテキストで埋めていくので、論理のズレはプロにしかわからないこともあります。しかしイラストと同様に、客観性がないと信頼が減ってしまいかねないので、これも鍛えていく必要があります。

よく右脳、左脳という表現を使うんですが、右脳を感覚・左脳を論理とすると、不思議なことに自分の限界が両サイドに共通して見えてくるんですよ。デッサンの限界、例えば、私は人物が動いているところを描くのがとても苦手です。なぜならそのイメージが掴みづらいから。ライティングも同じで、PREPがなかなかできません(結論→理由→事例→結論)。同じくイメージが掴みづらいからなんです。だから、イラストもWebライティングも共通しているように感じるんですよね。おもしろいものです。

したがって、私は下記のことは諦めることにしました。
・YouTube&広告漫画
・複雑な論述文
この二つは今マーケットで一番数の多い仕事なので、諦めると選ぶ範囲はグッと狭まってしまいます。

でもこれは大々的にPRします。
・1コマ漫画イラスト
・商品説明文
・商品レビュー
・主観的な文章
世に出ている仕事としてはニッチですが、確実にやり切れる自信はあります。だから積極的にやって、数をこなす道を選びました。

こうして、取捨選択することにより、意識が分散するのを防げるんです。仕事が見つかり辛い時はしんどいですが、探せば必ずあるもので、私は両輪でやってきてこの1年半月収0の月はありませんでした。とにかく仕事は漁るに限ります。

これは人間関係にも言えますね。100人いたら100人全員と満遍なく付き合うことは不可能。だからこそ、大切な人は何人までかを決めて付き合うんですよね。選ぶことってこんなに大切なことなんです

なので、今後の人生でも取捨選択する場面はいっぱい出てくるはず。次の仕事一つの選択が、その後の人生を変えることもあるかもしれません。選択するまで時間があるなら、それまでゆっくり考えてみてはいかがですか?メンタルの調子一つでも答えは変わってきますよ。これから素敵なご縁があると嬉しいですよね。

ゆっくり、ときには焦ってもOK、しっかり選んでゆきましょう。

この記事を書いた人:神戸ポップ

NFTアーティスト・イラストレーター・ブロガー。

1983年兵庫県生まれ。
甲南大学文学部社会学科卒業。

発達障害と双極性障害II型の当事者で、病気は37歳の時に寛解。

心理学や哲学的なこと、そして何よりファイナルファンタジーが好きなアラフォー女性です。

心身の調子を崩しやすいことをきっかけにアロマテラピーや漢方の勉強もしてきました。

好奇心旺盛を活かして世の中の「ナゼナニ?」を考察してはアウトプットしています。

たまに実演販売もしています。

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